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ラノベ合同の今後と編集後記

ブログに告知書こう書こうと思っていて、結局冬コミの告知は書いていませんでした。……ま、まあ、ブログから来る人っているんだろうか、という感じだし多少はね?

さて、先日のコミックマーケット89にて、EscapeSanctuaryは東方ライトノベル合同「これが私の軽小説」を頒布いたしました。

いたしました、と既に事後ですので、この記事は簡単な編集後記的なものとなっております。

頒布のことについて2016/1/3現在を基準に先に整理しておきますと、

・現地分はおかげさまで8割方捌けた
・メロンブックス各店頭にて好評委託販売中
・メロンブックス通販在庫は切れていたようなので、適宜補充中
・何事もなければ博麗神社例大祭13で再度頒布予定

という感じでございます。今後在庫切れの表示が出ていたらtwitterで私に教えてください。

在庫ついでに当日のことでこの場を借りてお詫びさせていただきたいと思いますが、当日朝スペースに到着した私(と売り子の久々さん)の目の前に置かれていたのは、中学生くらいならすっぽり隠れられるくらいの段ボールの山でした。というか137cmの私の本体は余裕で隠れたことでしょう。

つまるところ、お隣さんに場所的な意味でものすごいご迷惑をおかけしてしまいました。レンガ(総集編)のときはギリギリ島中でもなんとかなかったし、まあいけるやろ、とか思っていました。めっちゃ道塞がってましたね、ごめんなさい。この本があの厚さになった以上不可避だったのですが……。



さて、いくつか知見を共有しながらつらつらと振り返りたいと思います。お暇な方はお付き合い下さい。なお特に内容自体のネタバレは含みません

一つ目は編集ミスがいくつかあったこと。

編集は全て主催の私が行っており、参加者とのダブルチェックを経て入稿したわけですが、最終稿オッケー☆となっていた原稿を取り違えるとかいうイージーミスのおかげで、編集上のミスが起こってしまいました。縦中横が外れていたり、ノドがおかしかったり、罫線が文字ぶちぬいてたり……。

読者にも参加者にもこれはお詫びする他ないです。一人でやってたから、というより、単にファイル管理がイケてなかったという話なので、次に合同やるときは(来るのか?)ちゃんとファイルをバージョン管理したいと思います。というか合同が管理できるwebサービスとかネイティブアプリとか作りたいですね(願望)

編集ミスといえば小説参加者にはテンプレートを渡して、「これに流してもらえると楽ですー」と言っていたのに、まさかそのテンプレートのフォーマットが間違っているなんていう弩級のミスを犯したこともありました。Wordテンプレート、ダメ、ゼッタイ。フォーマットだけ教えて全員txtで提出してもらったほうが安全でした。

ただ、ライトノベル合同を主催するにあたって、私が念頭に置いてあったことがありました。それは文字組みの自由さです。

一番わかり易い例で言うと、ルビがそれにあたります。参加者の皆さんには「ルビがある場合こう書いてね」とお願いしてあったので、txt提出の方でもルビは振れたのですが、正直それでいっぱいルビを振るのはかなり大変だったと思います。私は本業でプログラムを書いていてそういった形式には慣れていましたが、そうではない方ももちろんいらっしゃるかと思いまして、Wordテンプレートも用意してあったのです。

なるべく選択肢を減らさないように。その結果、主催も想定していなかった使い方をした方がいらっしゃいまして、ああよかったな、と編集しながら嬉しくなった次第です。

ラノベだし何が来るか分からないし、何が来ても良いようにしようという方策だったので、この考え自体は正しかったと思う一方、Wordとかいうじゃじゃ馬はそれをやるには怖すぎた、というお話でした。最終的には参加者の温かいご配慮に助けられ、リスクリターンはある程度は釣り合ったのかな、と今では思います。ページ数ズレは編集が血を吐けばいいだけだったしね!!



二つ目は作品のチョイスと掲載順。

ご存知の方も多いかとは思いますが、この東方ライトノベル合同の元ネタ作品全35(+1)は、公募した参加者から全て自己申告していただきました。主催からの働きかけは一切ございません。希望者複数だった「キノの旅」と「物語シリーズ」だけ、生放送で抽選を行ったのみです。

そもそも本合同は各々思い入れのあるライトノベル作品をテーマにする、という主題がある以上、参加者もその元ネタも公募でなければなりませんでした。

ぶっちゃけた話、もっと色んな所が被るのかと思ったのですが、蓋を開けてみれば案外バラけてその点は助かったとともに、私の求めていた「多様性」が実現できて幸いでした。何度もメディアミックスしているような作品だらけになったらどうしよう、とか不安でならなかったのです。

別にその作品の掲載を否定するわけではないですが、他の目的として「主催の意思と選考を切り離し、主催の想定し得ない作品群を集める」というものもあったので、私が読んだことのない作品もたくさん集まって本当によかったです。会場で「この作品まであるとは思わなかったwww買うしかないでしょwww」と言われて買っていった方を見て、右手で完全勝利を示したい欲を必死におさえていました。

ただし、それは主催の私にとっては嬉しいことですが、編集の私にとっては頭を抱えるしかない条件でした。掲載順です。

企画当初は元ネタ作品全部読んで考えよう、程度に思っていました。公平に判断せねばならない、と。しかし参加人数が増えたこと、なにより決定的だったのはAmazon氏ですら新品を扱ってない原作がリスト入りしたことです。その瞬間、私は全てを把握することを諦めました(時間も足りなくなるであろうことも容易に想像できたので)

なので、数字だけは何者も裏切らない、ということで、原作刊行順に掲載することを計画していました。これなら簡単だ!と編集の私は大喜び……もつかの間、既に読破された方は大トリの作品を思い返して下さい。あれがど真ん中に来ることになってしまったので、どう考えても後ろの作品可哀想だ、ということになり、泣く泣く諦めることにしました。

結局、あの掲載順は、「2005年原作刊行(中央値)で作品群を新旧に二分し、新旧交互になるよう配置した」結果です。それでも思考量が少し減るだけで、ほとんど1から考えるのと同じでした。

多様性とは、全てが異なるという意味では決してなく、自然と類似する存在が現れることを否定しません。その偶然か必然かをつかみとって云々、とか高尚なことを考えながら、わりとフィーリングで配置してましたごめんなさい。

ただ、ここまで悩めたというのはとても贅沢なことで、それを経験させていただけたのは僥倖という他ありません。

もう三年前に刊行した「Scarlet in Wonderland」も計5人で、キャラデザからやって、とか色々やった合同誌ではありましたが、2作のみな上、刊行順は原稿が出揃った時点で決まっていたようなものでした(内容的に)

頭がパンクしそうな中、贅沢な経験値を与えてくださった参加者の皆さんには再びこの場でお礼申し上げます。


三つ目に、掲載上限について。

私自身が小説参加者でしたので、制限しないと絶対ページ数が大変なことになるとわかりきっていました。参加人数的にも相当やばいことは目に見えており、分冊はしたくないという私のわがままによって、18ページ、15000文字制限(上述のテンプレートミスにより、幾人かは19ページを許可)が課されました。

漫画は10ページ制限、イラストは2枚までを許可していたわけですが、そのあたりはどうだったのでしょうか。漫画は素人ですが、素人目に見ても良い感じにまとまっていたと思います。原作を知っているからかもしれませんが。

無論、参加者としての私からすれば18ページとか少なすぎるわけで、参加者の一部からも悲鳴が上がっていたわけですが、主催の私が印刷費を抑えるべくがんばりました。それでも502ページですからヤバイ(ヤバイ)

当然、というとよくないですが、「このぺーじすうはそれをかくにはせますぎる」と主張したい参加者もいらっしゃるかと思います。

この合同は、あくまでこの一冊で全てが完結することを目的にはしていません。先にあり、後に続く一冊です。

なので書き足りない参加者の方は、掲載作の続きを個人でお書きいただいて結構ですし、これもっと読みたい!という作品を見つけた読者の方は、作者にそれを伝えても良いでしょう。

あるいは同じ作品、原著者の同好の士を集い、新たな合同の種火とするのも面白いかもしれません。

掲載上限はあくまで一冊に収めるための苦肉の物理的な制限ではありましたが、物語的には何も後続を妨げるものはありません。

これをきっかけにして、またストーリーが生まれることを静かに祈っております。





文字に起こしたいことはだいたいこの辺でしょうか。いつもの本では作中で語れることを語るということであまり言うこともないわけですが、ことこの合同はその性質上語らねばならないわけですから、きっと後で増えるかと思いますが、一旦この辺りで。

第二弾? く、くそっ! いつまでもこんなところにいられるか! 私は例大祭の原稿に戻るぞ!!(例大祭はうどんげ本出すのでよろしくお願いします
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